裏次元の一日

マンガ・アニメを研究したり分析したり考察したりしてなかったり。

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西洋骨董洋菓子店

Category:よしながふみ

西洋骨董洋菓子店(コミックス)
月刊Wings(新書館)
全4巻
西洋骨董洋菓子店 (1) (Wings comics)西洋骨董洋菓子店 (2) (Wings comics)西洋骨董洋菓子店 (3) (Wings comics)西洋骨董洋菓子店 (4) (Wings comics)
コミックスの表紙の方が好き


西洋骨董洋菓子店(文庫)
全3巻
西洋骨董洋菓子店 1 (WINGS COMICS BUNKO)西洋骨董洋菓子店 2 (WINGS COMICS BUNKO)西洋骨董洋菓子店 3 (WINGS COMICS BUNKO)
※文庫版2巻にはコミックス未収録の短い番外編(みんなで鍋を囲む話)が収録されてます。


男だらけの洋菓子店「アンティーク」の物語。
相当な食べ物好きらしいよしなが先生が細くて繊細な線で描くケーキはまさに絶品!(食べてないけど)
オーナー橘の「立て板に水」ケーキ解説もすごいおいしそうです。
掲載誌がウィングスなのでBLシーンがそれなりに出てくるため、見境無くいろんな人におすすめするわけにはいかないのがちょっと残念。


橘圭一郎
無精ヒゲ。「アンティーク」のオーナー兼販売員。万能。辛党。
いいとこのボンボン。女好き。幼い頃誘拐された過去あり。32歳。

小野裕介
眼鏡。天才パティシエ。魔性のゲイ。わりと無節操。女性恐怖症。32歳。

神田エイジ
ジャニーズ。パティシエ見習い。元ボクシングチャンプ&元ヤンキー。21歳。

小早川千影
グラサン。橘のお目付役。おっちょこちょい。天然。純粋。34歳。


基本的にこの4人の身の回りの出来事が淡々と描かれ、そこに橘の過去の誘拐話がからむかんじの話なんですが、毎回毎回出てくるケーキが死ぬほど美味そう!なのでそちらを中心に紹介していきます。



マシンガン解説男・橘。
「ケーキはこの中からお好みのものを。
お客様に向かって右からフレジェ。苺とカスタードバタークリームをピスタチオ風味の生地で挟んでございます。
さくさくサブレ生地の上にブルーベリーのシロップ煮を乗せて生クリームをかぶせたレアチーズケーキ。
本日のタルトは赤い果実とアーモンド・クリーム(クレーム・ダマンド)のタルト。
シューはバニラビーンズたっぷりの生クリーム入りカスタードを中に詰めてございます。
中までしっとりホイップクリームたっぷりのショコラ・クラシックは悪魔的な美味しさでおすすめの一品です。
他にスコーンやバナナシフォン、カラメル風味のアイスクリームも」

しかし橘はこれで甘いもん嫌いなのだった。



ホイップクリーム乗せショコラ・クラシックとブレンド
アイスクリームはサーヴィスでございます。



パティシエ見習い・神田エイジ。
仕上げているのは、カスタード(クレーム・パティシエール)と生クリーム(クレーム・シャンティ)の配合が絶妙すぎるシュー・パリジェンヌ。小野作。



左上から時計回りに、
タルトレット・オ・ショコラ(チョコのタルトレット)、
サヴァラン・オ・フリュイ(果物のサヴァラン)、
シュー・パリジェンヌ(パリっ子シュークリーム)、
シブースト・オ・ポム(林檎のシブースト)、
フロマージュ・クリュ(レアチーズケーキ)、
ポティロン(かぼちゃ)。
やっぱフランス語って食欲そそりますよね!(←なぜか誰も同意してくれない柿丸の主張)



アフタヌーンティーセット
本日はライ麦ブレッドに海老とアボカドきゅうりとブルーチーズのサンドイッチきのこのサラダ添え、焼きたてほやほやのかぼちゃスコーン。
かぼちゃスコーンにはクロテッドクリームと林檎ジャムがたっぷり添えてございます。



秋のチョコレートパルフェアンティーク風
チョコレートとさつまいものアイスクリーム、ブラウニーにはマロン・グラッセの砕いたものが入ってございます。



苺とホワイトチョコレートのムース
「中に入ったとろとろの苺のコンポート(砂糖煮)とライムのシロップをたっぷり滲ませたジェノワーズ、そしてミルク風味のホワイトチョコレートのムースが絶妙のハーモニーを奏でてございますよ」
う……うめえっ うますぎる…っ!! 今まで俺が食ってきたもんをケーキと呼ぶなら
これはもうおケーキさまさまと呼ぶしかねえっ!!」

エイジが小野に惚れ込んで弟子入りするきっかけになったケーキです。



グラス・エ・ソルベ(アイスクリームとシャーベット)と焼き菓子の盛り合わせ
野性のこけもものシャーベット(ソルベ)、
最高の卵と生クリームそしてヴァニラビーンズを使ったヴァニラのアイスクリーム(グラス・ア・ラ・ヴァニーユ)、
焼き菓子はアーモンドクリーム(クレーム・ダマンド)入りのピティビエ。
発酵バターを使ってしっかりと焼き込んだパイ生地(パート・フィユテ)の風味は最高でございます。



ブッシュ・ド・ノエル
手前の小さくて茶色いのは栗のバタークリーム(クレーム・オ・ブール・オ・マロン)。
奥の大きくて白いのは、敢えて日本人に一番馴染みのある苺のショートケーキをロール状に巻いてみたもの。
「食べ慣れたものの方が 本当に美味しいものに当たった時の感動も大きいしね」
「な…生クリームが……!! 生クリームが……っ!!
うっめっえっ……!! クリームは牛乳がそのままふわふわになったみてーな
そしてスポンジから汁がジュワっと…ああっ……!!
こんなの……こんなの初めて…っ!!




クリスマス限定の洋総菜(トレトゥール)
舌平目と伊勢海老のテリーヌ、スモークサーモンのゼリー寄せ、
山羊チーズのピッツァ、ベーコン入りキッシュ…。
「フランスの菓子屋はこういう総菜やパンまで扱うのが普通なんだよ」
しょっぱいものも作れる小野シェフ。辛党の橘も大喜びです。



クロカンブッシュに飴がけをするハメになった橘サンタ。
クロカンブッシュ(croquenbouche)とは、シュークリームをいっぱい積み上げたケーキ。本来フランスの結婚式でよく作るものらしいです。
注文客「だってちょっとクリスマスツリーに似てて綺麗じゃない」
なるほど…。



手前はバレンシア
爽やかな口あたりのオレンジムースをリキュールをたっぷり浸ませたブリオッシュ生地で囲み、オレンジジェリーで包んだケーキです。
奥のはポワール・ヴァン・ルージュ
赤ワインでコンポートにした洋梨とチョコレートの生地で作ったタルト。
どちらにもヴァニラアイスクリーム(グラス・ア・ラ・ヴァニーユ)が添えてございます。



初夏のチョコレートパルフェアンティーク風&
そば粉のクレープはちみつアイスクリーム添え
金色の蜂蜜酒のたっぷりかかったクレープとパフェはダークチェリーのワインレッドとチョコレートの焦げ茶が美しい…らしいです。食べ物マンガはオールカラーで見たい!



白い薔薇と金のアラザンだけで飾り付けたシンプルなウェディングケーキ
生のマスカットがたっぷり入ったクリームと濃厚なチョコレートムースを、アーモンド風味のしっかりしたスポンジで挟んで、ホワイトチョコレート入りの生クリームをかぶせた、まさに秋の味覚の詰まったケーキでございます。
「マスカットのクリームには白ワインではなくマール酒というぶどうの絞りかすから作るブランデーを使ってるんですよ。そうする事でチョコレートに負けないこくが(以下略)」



エイジが考案したケーキ。
コニャック風味のクレーム・ブリュレ
干しいちじくとくるみのバターケーキ
キャラメルソース入りベイクドチーズケーキ
赤砂糖(カソナード)と黒砂糖のタルト
「華がねえ…。お前の作るケーキは華がねえよ…。みんな何か茶色っぽい…」
「うっせーな!! どーせ俺の作るケーキは見場がワリーよ!!」


その他まだまだおいしそうなものいっぱい出てきます。

オレンジジュースとリキュールをたっぷり染ませたスポンジ(ジェノワーズ)でほろ苦いチョコレートムースをくるんだ、ショコラ・オランジュ

せつなくなる程酸っぱいレモンクリームをサブレ生地で包んだ、タルト・シトロン

サクサク苺のミルフィーユ

アーモンドクリームたっぷりの苺のタルト

苺クリームのふわふわしっとりシフォンケーキ

コンデンスミルクのジェラートとホワイトチョコレートを練り込んだ真っ白なベイクドチーズケーキ、その上にヴァニラアイスクリームを乗せ、またその上にジェラート、仕上げにはホイップクリームをたっぷりかぶせた、アンティーク風白いノエルのパルフェ

アーモンド風味豊かなコクのあるもっちりとした生地にフランボワーズのピュレの入ったバタークリームを挟んだ、デリス・オ・フランボワーズ

パリッとキャラメリゼした紅玉のスライスの下に生クリームとバターたっぷりのかぼちゃペーストを詰めた、林檎の酸味とかぼちゃの甘味がぎっしりと重なったパイ、ノルマンド

さっくりとしたパイ生地(フィユタージュ)にびっくりするほどリッチなアーモンドクリーム(クレーム・ダマンド)が入ったコンベルサシオン

有塩バターがたっぷり入ったほんのり塩気のあるキャラメルムースと小麦粉を使わない濃厚なチョコレート生地(ビスキュイ・オ・ショコラ)の上にパリパリのキャラメルの乗った、パヴェ・オ・カラメル

とろけるように甘くコンポートしたリュバーブのタルトの上にふかふかの酸っぱい苺のムースを乗せた、リュバーブ・フレーズ

ざくざくとした食感のチョコレートのタルトの上にフランボワーズ風味のカスタードクリーム(クレーム・パティシエール)を重ね、チョコレートのシブーストを乗せたシブースト・ショコラ・フランボワ

本日のアフタヌーンティーセット
生ハムとクリームチーズとアスパラガスのサンドイッチ、
カニとズッキーニのキッシュ、トマトと帆立のサラダ、
くるみのスコーン(プロヴァンス産の蜂蜜とクロテッドクリームがたっぷりと添えてございます)

甘さ控えめのオレンジシャーベット(ソルベ・オ・オランジュ)と、シロップとラム酒に浸したサヴァラン生地(パート・ア・サヴァラン)の上にオレンジピールの入ったヴァニラアイスクリーム(グラス・ア・ラ・ヴァニーユ)とホイップクリームがどっさり乗った、初夏のパルフェアンティーク風


も…文字打つの疲れた…。


コミックスの口絵とか折り返しのカラー絵もおいしそうなのです。
食べ物をおいしそうに描ける人ほんと尊敬するわ…。

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柿丸

柿丸
文化人類学的観点からマンガを研究したいただのマンガ好きです。データ収集が趣味。
ジャンプ歴10年でしたが2016.3に一旦卒業しました。
マンガの感想は基本的にネタバレです(どうせ古いマンガしか感想書かないので)。

【新刊追ってるマンガ】
アオイホノオ
おいピータン!!
大奥
カルバニア物語
きのう何食べた?
海月姫
たそがれたかこ
トクサツガガガ
ドリフターズ
ドロヘドロ
HUNTER×HUNTER
etc.