裏次元の一日

マンガ・アニメを研究したり分析したり考察したりしてなかったり。

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今月買った本('10.3)

Category:雑記

2010・3月1

今月は40冊買いました。
今月はリボーン、シグルイ、ひまわりっ、テンパリスト、ダーリンの頭ん中…と
新刊ラッシュだったので、やたら本屋に通いましたよ。


2010・3月2
るろ剣の華伝と皆伝が一緒になったコンビニ版が売ってたので買いました。
持ち歩きに便利なサイズで良いです。でも皆伝よか秘伝入れて欲しかったなー。


2010・3月3
やっと出たシグルイ14巻。
どうしよう、なんか今回面白かったぞ。御前試合当日までの二人の細かい経過の描写が。
愛の力を手に入れた藤木は無駄にしつこそうだ…! 御前試合楽しみ(・∀・)
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シグルイ

Category:山口貴由

photo
シグルイ(チャンピオンREDコミックス)
漫画:山口貴由 原作:南條範夫(『駿河城御前試合』より)
全15巻
チャンピオンRED(秋田書店)

シグルイ 2 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 3 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 4 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 5 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 6 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス) シグルイ 8 (チャンピオンREDコミックス)


マンガ界の変態奇才・山口貴由が南條範夫の『駿河城御前試合』をマンガ化。


※この先臓物系画像注意※



美しく、残酷に。
江戸時代初頭寛永6年、駿河城内。
天下の法度にそむき挙行される真剣御前試合、その第1試合に登場するは、
恐るべき因果の果てに対峙する、2人の美しき剣鬼であった…!
時代小説最後の巨人が産み落とした禁断の小説に、異能のコミック作家が挑む
残酷無惨時代劇、開幕す!



第1話のカラー扉からしてこんななんだから凄いですね。
いたるところでと血と臓物と裸と桜吹雪が見開きで飛び散る。それが山口貴由!

寛永六年。駿河城内。
駿河大納言・徳川忠長が「城内御前試合を真剣でやらせる」などと言い出したために城中は混乱のさなか。
シグルイ世界はチャンバラマンガといえども「真剣で戦うと普通に死んじゃう」世界なので、真剣での御前試合なんか当然御法度です。
しかし血に飢えたサディスト大納言・忠長はどうしても目の前で剣士たちが真剣で斬り合うのを見たいのだ!

「天下はすでに泰平。かかるご時世に東照大権言様ゆかりのこの駿府城の庭先を血で汚せば 御公儀への叛意と受け取られましょう。さすれば お家の一大事」

「このようなものが御覧になりたいと仰せられるか?」
陰腹を切り、自分の命に代えても殿の乱行を止めようとする鳥居どの。がんばれ鳥居どの。
しかし殿はものすごい良い笑顔で部下の内蔵を見下ろします。
「暗君…」
鳥居どの、死す。部下の必死の説得もむなしく、真剣での御前試合は開始されてしまいます。
封建社会の完成形は
少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成されるのだ


そして第一試合で戦うのがこのマンガの二人の主人公。

赤コーナー、隻腕の剣士・虎眼流(こがんりゅう)の藤木源之助。


青コーナー、盲目かつ跛足(片足が不自由)の美剣士・伊良子清玄。(いらこ・せいげん)

隻腕の剣士の刃は 骨を断つことが出来るのか?
盲目の剣士の刃は 対手(あいて)に触れることが出来るのか?


出来る 出来るのだ

実はこの二人、藤木と伊良子にはものすごい因縁があるのです。
ここで話は長い長い回想編へと突入。


7年前。濃尾無双とうたわれた剣客・岩本虎眼の道場。
若き藤木源之助は将来を有望される師範代でした。

そんな時、虎眼流にやって来た道場破り。それが伊良子清玄でした。


相手をした藤木は得意の鍔迫りを仕掛けようとしますが、伊良子の骨子術・指溺み(ゆびがらみ)に指を折られ、あっさり敗北。
「こ…これからにござる」
負けを認めない藤木。そんな藤木をなだめ、優しい牛股師範が出ていきます。

源之助は 兄弟子のこの笑顔に絶大の信頼を寄せていた
この笑顔に!?

伊良子は、牛股の操る巨大木剣「かじき」で胴体真っ二つにされそうになりますが、とんでもないジャンプ力を発揮して天井の梁にしがみつきます。これには牛股師範もびっくり。
「彼奴め 天稟(生まれつきの才能)がありおる」
「否 彼奴はすくたれ者(臆病者)にござる」


才能を認められた伊良子。
さすがは掛川名うての武芸師範の屋敷 三百石はある
実は最下層出身の伊良子は侍として成り上がるという野心を抱いて虎眼流にやって来たのでした。ジョースター家に乗り込んで来た侵略者ディオみたいなものです。
さっきの騒動の折、岩本虎眼の一人娘・三重もイケメンな伊良子を頬染めて見ていたし、「婿入りも悪くない…」異常にふんどしクローズアップな構図でほくそ笑んでいます。

ここで虎眼流の主、岩本虎眼が登場。

岩本虎眼が心の平衡を失ったのはいつの頃からであろう
神妙であるはずの指の動きを 制御できぬと自覚した時ではなかったか


伊良子の額にささげの甘露煮がペタッと貼られると、虎眼先生の目は一瞬正常に戻り、伊良子の額の豆を十字斬り!
「お美事」「お美事にございまする」
それこそ虎眼流の入門儀式「涎小豆」でありました。何だこれ。

こうして伊良子は虎眼流の門弟になることを許された伊良子は1年後…
その美貌で町中の娘をガールハントしまくり&道場でもメキメキと剣の腕を上げておりました。
伊良子が来る前まで虎眼流の時期跡目とささやかれていた藤木はめっきり影が薄くなり、まるでディオが来た後のジョナサンです。でも変わらず修行を続ける藤木。めげない。

ある夜、久しぶりに心の平衡を取り戻した虎眼先生は、牛股を呼んで訊きます。
「権左…虎眼流の跡目 藤木と伊良子 いずれかの?」
「藤木源之助かと」
「なにゆえ」
「三重どのを敬もうておりますれば」
「面を上げい」


ざっくり。
「今何と申した? 三重が何だと? あやつさえ男子(まとも)に生まれておれば…今頃…」
虎眼先生突然のブチギレ!
「申せ。わしは藤木 伊良子 いずれが強い種かと尋ねておる」
ブク ブク(血泡)」
「互角か。互角と申すのだな」

通じてるの!?

「日坂の舟木一伝斎の息子(せがれ)は たしか双子であったのう。
あれと藤木 伊良子を真剣で仕合わせい」

昔ちょっと殿の前で恥をかかされた一伝斎の双子の息子、数馬・兵馬の首を持ってくるよう命令する虎眼先生。当時でも普通に犯罪です。
果たして虎眼は正常なのだろうか
かつて倒した相手におう吐をもよおすようなこの執念

虎眼先生が正常なら地球上のあらゆる人物みんな正常ですよ。
この虎眼先生の異常なまでのキレっぷりはのちに伊良子を奈落に突き落とすことに…(ただし伊良子の自業自得)。

「伊良子 藤木のうち仕遂げた方を 種とする」



第2巻



舟木道場の兵馬・数馬↓はインパクトありすぎの登場をしたわりにはあっさり斬られました。

ぬふぅ

伊良子・藤木共に相手を殺せたために未だ二人は互角。

第七景「童唄」から虎眼の妾・いくがクローズアップ。
むーざん むーざん とーらの かーこいもの
まーしろないぬ ころころ “いく”に かーし(菓子) もーろたら
あーかいはな(花)さいた
むーざん むーざん ごふくやのいーなづけ てくてく
“いく”に なーまえ よーばたら あーかい けーさ(袈裟)さいた

このステキな童唄はアニメ版「シグルイ」でメロディつきで聴けます。みんなも一緒に歌ってくれよな!

「いくに近づく男はみな突然血(とか腸)を噴いて死ぬ。無惨無惨」とうたわれた、虎眼の囲われ者・いくを伊良子は何考えてんだかオトしにかかります。
ぶっちゃけその呪いって虎眼先生の妖刀「七丁念仏」のせいじゃね?的なことを匂わせ一言。
奥方様はただの女。童唄など笑止」(CV:佐々木望)
殺し文句キター! そんなこんなでこの昼ドラ野郎といくは何だか密通してしまうことになります。
伊良子、どうしておまえは自分から地雷を踏みに行くんだ…! 虎眼先生の妾なんて最も手を出しちゃいけないもんじゃないの!

そんな地雷男・伊良子の行動に牛股は気づいたようで、そっと忠告します。
「研屋町の奥方様のもとへ通うのはやめにいたせ」
「やましいことは何ひとつ」
「とぼけまいぞ」


先生にばれたらこうなるよ

ですがそんな生やさしい忠告では伊良子さんのお調子乗りは止まらず、
そのあともいくの乳首に貼りつけた米粒を十字斬りするという、相変わらずの変態っぷりを披露。

何やってんだ

そしてとうとう、虎眼先生に伊良子といくの密通がばれる日が来た!

やってくれた喃 伊良子!

伊良子逃げてー! 地の果てまで逃げてー!
このジョースター卿、盛られた毒千倍くらいにして返してくるから!

これのちょっと前に正式に三重の未来の婿に決まって「只今より清玄の身分は士にござる」とか言って感涙してた伊良子を、このあと大地獄(虎眼プレゼンツ)が襲う!



第3巻



仕置きに散る武士道 仕置きに咲く武士道
羽ばたこうとする天才剣士を 怒りに歪む虎の眼が捉える
雪と静寂 剣と肉と絶望
仕置きという名の宴の中で 生まれたものとは?


伊良子といくとの密通を知った虎眼先生。
しかし当の伊良子は虎眼の怒りなど知らず三重の時期婿に決まって「若先生と呼べ」などと相変わらずのお調子者。
ある日、伊良子を呼び出した虎眼は「秘奥を伝授いたす」とか大嘘ついて伊良子清玄大仕置き祭を開催します。全身鎧の虎眼先生マジ怖えー。
そして「業前をお見せするための手合わせ」という名目で牛股師範が伊良子の胸を突く! 背骨を突く!
「先生は止めよと申しておらぬ」←何気に間違った敬語
伊良子の頭の中は「???」だらけ。いい加減気づこうよ…!
がんばる伊良子はまだ「いつもより厳しい虎眼先生」くらいに思ってるようで、これが秘奥の伝授でなくて仕置きだということに気づかないまま今度は藤木と立ち会います。
虎眼流をしゃぶり尽くした上で
そいつを踏み台にして…天下の伊良子清玄となる!

野心がモルヒネのように激痛を麻痺させた! 伊良子VS藤木!

シグルイ世界のチャンバラは一般的な刀マンガと違って、例の刀同士をカキーン!と打ち合わせるアレをやりません。
お互い剣を避けつつ自分の攻撃を繰り出すので前衛的なダンスのようになっております(当社比)。ブリーチのバトルがこんなだったら売れねーだろうなー…。

従来のチャンバラ                シグルイのチャンバラ
  シグルイ14

リンボーダンスみたいな戦いの末、藤木の剣によって伊良子は倒された…と思いきや、
伊良子の執念も半端ではない。

藤木うしろー!




バックを狙ったにもかかわらず、結局伊良子は藤木にマウントポジションでフルボッコにされます。
伊良子、ドオンドオン殴られすぎて「三重をもらって虎眼流の跡目になれた! やったよおふくろ」という良い夢を見ちゃってます。

※夢です

そんなこんなでついに虎眼先生の秘剣「流れ星」が炸裂する!


伊良子の目の前にはほとんど化け物と化した憤怒の虎眼先生。
こ…こは何事!? ち ちがう!
こは秘剣伝授などではあらぬ な…な 何ゆえ!?

まだ伊良子のバカは虎眼先生の憤怒の理由がわかってないようです。古株の牛股・藤木はあんなに虎眼の苛烈すぎる性格を理解してるというのに…。
全身を硬直させた清玄 その脳裏によぎるものは
指で搦めて目で堕とした情女(おんな)たち
八重 房乃 小鈴 よし 喜美 まん
研屋町の囲われ者 いく


・・・・・

くーろかみの いろおとこ さらさら
“いく”と ゆぶね つーこたら
あーかい まがくし(目隠し) さいた



仕 置 完 了(覚悟のススメっぽく)
あーあ…。

ズタボロの伊良子といくは掛川から追放。
しかし。

止むことのない清玄の慟哭は 天才剣士の終焉を示すものだろうか
いや
これは産声… 新たなる怪物の産声…

この日生まれ出でた怪物は二匹
いや 三……


あー最後のこのシーン鳥肌立つ!
「いや 三…」のところは三重が写ります。確かに彼女はこの後とてもヒロインとは思えない結構なサイコさんへと変貌を遂げますが。

このへんまでの展開は『ベルセルク』とかなり似てるなー。
伊良子がグリフィスで藤木がガッツ。虎眼が王様。いくがシャルロットで。
でも拷問受けつつも「つまらないね…」とかっこよく呟いていた余裕のグリフィスに比べて、伊良子の仕置きの際のかっこわる度は段違いですね。

次巻4巻からは、そんなアホグリフィス・伊良子のターンです。



第4巻



伊良子仕置きから3年。

牢人者たちが虎眼流の悪口を言ったところにちょうど虎眼流の前髪・近藤涼之介(すずのすけ)が通りかかり、いきなり相手の首を斬り落としてしまいました。ショタでもさすが虎眼流ってかんじですね。
道場に帰った涼之介は牛股に謝ります。
「師範 申しわけございません。涼之介は虎眼流を死闘に用いたのみならず 果たし合いの契りまで…」
「涼…」
「なにとぞお許しを 命にかえてもわたくし孤剣にて打ち果たしますゆえ!」
「涼!!」


笑うという行為は本来攻撃的なものであり
獣が牙をむく行為が原点である

それ牛股さんの笑顔だけだから!

虎眼流をけなした者は絶対に見逃さないという虎眼流の鉄則。執念深さ日本一の虎眼先生のDNAが息づいてますね。果たし合いの場所には虎眼流の兄弟子たちもぞろぞろとついて行き、特に源之助が剣も使わずに裏拳のみで7人を倒した姿に、涼之介は感動の涙をこぼすのでありました。
いつか自分もたどり着きたい
理想の剣士の姿が目の前に輝いているから
いつか私も…


しかしその翌朝、涼之介は生首の状態で道場で発見されたのだった!
そうなんです。さっきのちょっといい話はただのプロローグだったんです。

虎眼流邸内で死体が発見された場合
その犯人として最初に疑うべきは外部の者ではない

虎眼先生の部屋へ向かう牛股師範。
虎眼先生はどういうポジションなんですか。
「先生…」
ボリッ ボリッ ボリッ
(←何かを食べる音)
何これホラーマンガ?
牛股師範がそろそろと障子を開けるとそこには

ボリッ ボリッ
虎眼先生with鯉(生食)。

「ごゆるりと…」
そっと戸を閉める牛股師範。なんだこのテンポw

部屋では虎子たちが待ちかまえています。
「涼を殺したのは先生じゃないっぽいから役人に知らせよう」と言う牛股さん。虎眼先生の仕業だったら黙ってる気だったんですか。

やられっぱなしでは虎眼流の名に傷がつくため、「一応の下手人」を立てることにした虎子たち。
「一応の下手人」を斬り殺す係は虎眼流師範代・宗像進八郎。あっさり下手人を斬り殺した帰りの橋の上で、宗像は妙な男と出会います。

橋の真ん中で男が杖をついて静止している
「物狂いか」

しかし近づいた宗像は恐るべき事実に気づきます。
杖にあらず!
立っているのではない 男はすでに構えているのだ
「こやつだ こやつが涼之介殺しの…」

宗像は謎の男の謎の技によって正中線を抜かれ、絶命します。
誰だかわかんない刺客に次々やられる虎眼流の評判は案の定ガタ落ちです。
「各々気を引きしめい 敵は相当の者ぞ」

涼之介が殺害されてから10日。
深夜の松林に、涙を流す山崎九郎右衛門の姿がありました。

泣きながら思い浮かべる映像はふんどし一丁で汗を滴らせ剣を振るう在りし日の涼之介。


ちゅぱっ ちゅぱっ
独身の内弟子である

「独身だから」で済ますのこれ!?
そんな軟体侍ちゅぱ右衛門は謎の男の気配に気づきます。
出現したのか 始めからそこにいたのか
始めから見られてたならかなり恥ずかしいんですけど。
「うぬか 涼を殺めしはうぬか」
ちゅぱ右衛門もがんばりましたが、やっぱり一瞬で殺されてしまいました。合掌。
あれほど牛股が気を引きしめろと言ったのに、暗闇の松林で妄想にふけるどころかセルフフェラーリにふけるなんて、フツーに自殺行為ですよ。そりゃ虎眼流の評判も落ちますよ。

「こたびの下手人 伊良子清玄かと」
やっと気づいたみんな。しかし伊良子の居場所もわからず、捜査は難航。
無駄にかっこいい風呂シーンを見せつけた丸子彦兵衛もまさかの湯船の中で殺されてしまいます。

あんなにいっぱいいた内弟子も気づけば藤木と、影薄い興津先輩の二人だけになってしまいました…。
「広うなり申したな…」

悲しいシーンのはずなのに、部屋の隅で体育座りしてるちゅぱ衛門のせいで
悲しみとは別の感情がこみ上げてきます。


この興津は実はいつからか虎眼流を裏切って伊良子側のスパイになっていたのです。
伊良子を囲っているらしき検校の屋敷に興津が行ったところ、なんだかそれに気づいて追って来た藤木が待ちかまえてました。藤木、こういうところは勘弱そうだけどな?。
「あの屋敷に伊良子はいるのか?」
「藤木…おぬしはあの虎子の間で一生を終えるつもりか?
虎眼流に明日はあると思うか?」

「虎眼流の明日は 三重さまにござる」
「藤木… 心という器は ひとたび ひとたびひびが入れば
二度とは 二度とは

※三重さま、現在伊良子ショックで絶賛心神喪失中。

虎子の間… まこと広うなり申した
藤木は興津を斬殺します。
昔自分に文字を教えてくれた興津の右手を斬り落としたシーンでは不覚にも涙。

その頃、真の下手人・伊良子。

虎眼流全滅計画



第5巻



伊良子復讐編も盛り上がってきました。

「伊良子の仕置追放から半年後」という回想編の中での回想編の話が少し。
三重は懸想していた伊良子の仕置きのショックで拒食に陥っていたらしいです。
足を閉じていても尻穴が見えるほど痩せさらばえていたってどういう説明だよ。
そこに加えて虎眼先生が三重の口に無理矢理四足獣の肝を突っ込んできたりして三重様はますます神経衰弱。
虎眼流のみんなが何者かに殺され始めた頃から食欲戻ったらしいですけど。…三重様?

49日ぶりに覚醒した虎眼先生は、虎眼流の惨敗続き&興津の裏切りで憤怒の形相。
そこに賤機(しずはた)検校様からの呼び出しが。ああ虎眼先生のまさかの媚び笑顔…!

虎眼は「体毛が一切ない」という話に全然関係なかった設定の剣士・夕雲と「戯れの稽古」を命じられます。
そこに伊良子が裃姿で登場。傍らにはいくも。
「夕雲どの 今宵のお相手は虎にございまするか」
検校様というパトロンを得た伊良子はもはや侍然として、虎眼先生すら虎呼ばわり。

自分の妾を寝取った男を目の当たりにした虎眼先生は思わず夕雲を……



戯れじゃねぇー!
なんやかやで虎眼先生は咎められませんでしたが…明らかに自分達より高い身分にいる伊良子に何も反撃できずに、家に帰った虎眼はわめくわ藤木は血飛沫吹くわでもう大変。



第6巻



いよいよ伊良子VS虎眼。

藤木と牛股が留守の時を狙って伊良子はやって来ました。憎き虎眼を倒すために。
しかしこの日の虎眼は伊良子への怒りのあまり、間合いに入った者全てを斬る魔神へと変貌していました。見開きで部下を真っ二つにするほど魔神です。


虎眼流秘剣流れ星 何人もこの魔技から逃れる事はできない

しかし実は伊良子の技「無明逆流れ」も「流れ星」と同じく
「速く斬るためにはまず押さえる」という、言わばデコピンの原理を利用したものなのでした。
盲目になりたての頃…追いはぎを斬ろうとしたら木の幹に刀が埋まっちゃったけど、必死で抜いた時のスピードがすごい速かったよ!という、よく考えると結構まぬけな状況で伊良子が発見した技なのです。

失態である

ちなみに藤木も以前別のかたちでデコピン方式の剣技を編み出してます。おまえらデコピン原理大好きだな。

流れ星VS無明逆流れ!


虎眼先生ー!

虎眼が顔半分を失ったところにちょうど三重が何故か白無垢姿でやって来た!
娘の眼前で うどん玉のごとく大脳がこぼれた

虎眼先生、伊良子の無明逆流れにまさかの敗北…!



第7巻



虎眼先生の死を受けて牛股は牛のように(っていうか絵が牛)号泣し、あのあと必死で虎眼に応急処置を施した藤木も涙を流すのでした。
この完全に牛と化した牛股師範の絵は真面目に描いてるのか山貴!?

藤木と虎眼先生との思い出編。
藤木は貧農の家に生まれながら、その怪力でいじめっ子を仕果たしたところを虎眼先生に買われて侍の子にしてもらったのでした…。
つーかあり得ぬだろ…年上の男子の足を片手で掴んで振り回し殺すってどういう子供ですか。

その藤木を侍にしてやった時の虎眼先生は…

……!! な、何この良い笑顔!?
検校と会った時のへつらいスマイルとはまた全然違うこの笑顔!?
やばい私「虎眼先生って実はいい人なのかも」って心のどこかで思い始めてる! 普段がアレなだけに!
何これ映画版のジャイアン何故かいい奴に見える現象!?

現在に戻って
三重は亡き父・虎眼の仇討ち願いを届け出ました。
その件についてお偉いさんに呼び出された藤木は虎眼をけなされ、得意の宙返り斬りで一人殺してしまいます。相変わらず虎眼流をけなした奴はどんな状況でも生かしてはおかないんですね。

正座→宙返り→抜刀→斬→納刀→正座

一方その頃、忠長に気に入られて不自由ない暮らしをしている伊良子は、虎眼流をほぼ滅ぼした今もなぜか藤木のことがムカついてしょうがない様子。
なぜ奴のことばかり気にかかる?
いつ己(おれ)が藤木に傷つけられた?

そこで伊良子は突然昔の出来事を思い出します。

数年前。まだ伊良子が虎眼流にいた頃、海での訓練をしていた日のこと。
虎眼に裂かれた牛股の口の傷がまだ新しいころである
嫌なカレンダーだな…。
……っていうか

ちゅ ぱ え も ん

ちゅぱ右衛門も船に乗せてあげようよ!
なんで一人だけ平泳ぎなんだよ!


「鎧を着て海底に沈みながら鎧を脱ぐ」というわけわからん訓練の際に、鎧のヒモが解けずに溺れた藤木を助ける伊良子。「虎子たちの稽古の中では安全な部類に入る」…嘘つけ。
ていうか「緒が鬼の如き指の力で締めけられている」って、犯人牛股さんじゃね?

そしてこの「虎子みんなで海亀の産卵を見つめる」という謎のレクリエーション。

本気なのかギャグなのかわからない、それが山口貴由!

そんな心温まるふれ合いの中で、伊良子は「この虎眼流のやつらは、俺が嫌う偉ぶったクズ士どもとは違うかも知れない」と思い始めます…。
そして藤木に、共に上を目指す仲間として声をかけます。
「我らとて 己の腕で成り上がり 天下を取って人の上に立つことが出来る!」
清玄が“我ら”という言葉を使ったのはこれが初めてである

しかし藤木は…
「伊良子 藤木源之助は生まれついての士にござる

白目

「士の家に生まれた者のなすべきことはお家を守ることだけ」と言い放つ藤木。
藤木は自分を士の身分にしてくれた虎眼の恩に報いる覚悟を述べただけのつもりでしたが、伊良子にとっては「俺ら一緒に士目指して頑張ろうぜ!」と言ったのに「いや僕元々士なんでw」と小馬鹿にされたも同然。っていうか、実際そうとしか聞こえません。
その結果、伊良子は夜更けにさっきの海亀の卵をザックザク刺すという奇行に…。
藤木はもう少し自分の会話能力を疑った方がいいと思うよ。

封印された屈辱が 鮮やかに蘇った

思い出し怒りの伊良子!
己(おれ)は藤木源之助を斬らねばならぬ!

そして、三重と藤木の仇討ち免状が発行され、今度は伊良子VS藤木の戦いが始まろうとしています。

藤木と牛股、伊良子の太刀への対策を練っています。

牛股師範死にそうですけど大丈夫?



このあとの仇討ち死合で藤木の左腕が飛んだり見開きいっぱいに血をぶち撒けて倒れたり牛股が臓物ばら撒き祭したり伊良子の足が裂けたり舟木千加の股間にタケノコが生えたりして、そのあとようやく最初の御前試合につながるわけです。
いくを寝取った伊良子への仕置きの復讐の仇討ちのやり直しが例の御前試合です。
伊良子がいくに手さえ出さなければ何も起きなかったのにね…。
こないだ発売になった14巻でようやく御前試合が始まりそうなので、
ここらで一旦やめにいたすも武士のいさぎよさかと。

H×Hが11週目に突入とかジャンプとか

Category:雑記

HUNTERxHUNTERが再開後11週目に入ったけどまだ掲載続きそうだよ記念。

最近は10週くらい連載してはまたすぐにお休み…だったから心配だったけど
今回は結構続きそうな気配? 絵もちゃんと描いてるし。

今週のジャンプを買いに本屋さんに行ったら
隣のサンデーが「TRAP」っていうマンガが表紙で、危うくそっちをレジに出すところでした。
ジャンプ、TRAP載ってないから! それバクマン。の中のマンガだから!

そして今週、リボーンの未来編がようやく終わりましたね…。
何気に3年もやってたのか…。長かった…。
結局マシマロ様は何がしたかったんだ。
このあとどうなるんだろう。予想がつかない。日常編に戻んないかなー。

仄暗い土の下から

Category:雑記

落ちもの系において
「突然美少女が降ってくる」っていう登場の仕方もいい加減飽和状態だから

逆に「美少女が土から這い出してくる」っていうのはどうかなー。
過去に殺されて埋められてたのが反魂の術的なもので生き返っちゃったみたいな。土まみれで。
そんでミステリー混じったハーレムものみたいなかんじに仕上げるの。
記憶喪失ネタも盛り込めるし。

…設定ばっかりで細かいストーリーは全然浮かばないぜ!

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柿丸

柿丸
文化人類学的観点からマンガを研究したいただのマンガ好きです。データ収集が趣味。
ジャンプ歴10年でしたが2016.3に一旦卒業しました。
マンガの感想は基本的にネタバレです(どうせ古いマンガしか感想書かないので)。

【新刊追ってるマンガ】
アオイホノオ
おいピータン!!
大奥
カルバニア物語
きのう何食べた?
海月姫
たそがれたかこ
トクサツガガガ
ドリフターズ
ドロヘドロ
HUNTER×HUNTER
etc.

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