裏次元の一日

マンガ・アニメを研究したり分析したり考察したりしてなかったり。

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今月買った本(2010.11)

Category:雑記


今月は25冊。

あたしンち・アオイホノオ・海月姫・ドロヘドロ・ぬら孫と新刊ラッシュです。
単行本派作品の新刊発売日はテンション上がるなあ。



BE LOVEで山岸凉子の不思議系のマンガが載ってたので買ってみました。舞姫以来初のマンガ誌登場だそうで。
後編の掲載号が明日発売だから、私は三日連続で本屋に行くことになるのか…(月曜ジャンプ→火曜ドロヘドロ→水曜BE LOVE)。



出た! ドロヘドロ15巻! 最近ハマったマンガなので発売日に買うのはこれが初めて。
煙さんはまだ生き返らないのか…。
掲載誌の月刊IKKIもドロヘドロが表紙&巻頭カラーらしいので気になってはいるんですが、近所の書店に売ってない。ていうかどこの書店でも見たことないぞ月刊IKKI!



漢検第1級準1級あたりの漢字訓読み・表外読みが好みすぎる。
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イシス

Category:山岸凉子

イシス
1997年

ツタンカーメン〈4〉(希望コミックス)』(潮出版社)
イシス(潮漫画文庫)』(潮出版社)
に収録。



王の座に着いたオシリスは、妹のイシスと結婚させられる。しかしイシスは不気味な白髪と不思議な力を持っていたため、オシリスは彼女を厭う。
一方、オシリスの双子の弟であるセトはオシリス暗殺を企んでいた。


エジプト神話の登場人物・最強の魔術の女神であるイシスに焦点を置いたお話。原話が神話のせいか、妙に登場人物に感情移入しにくい上に好感も持てない作品。
特に、神話でのオシリスさんは普通にいい人なんですが、山岸版のオシリスはイシス無視の浮気者のいいとこなし。イシスはそんな夫に健気に尽くしてるけど、こいつのどこが好きなんだろう…。最大の疑問。
初夜なのに愛人ネフティスの所へ行ってしまったオシリスを待つイシスは『日出処の天子』の大姫のよう。

妻・ネフティスを寝取られた恨みからオシリスを殺してバラバラにして捨てるセト。殺人&死体損壊&死体遺棄です。でも死者蘇生の能力を持つイシスがオシリスを生き返らせます。
神話では謎の魔術でパパッと蘇生させてしまったイシスですが、山岸版ではそれなりに魔術の説明がされます。イシスの若さ全てとその辺にいた悪人の肉の分子を引き換えに、一瞬だけオシリスが生き返る…って、割に合わねー。

生き返ったはいいけど今すぐにも再び死にそうなオシリスに愛人ネフティスをあてがって「さあ! 子供を作るのよ」ってイシスさん…!
半分死人のオシリスとネフティスのベッドシーン(じゃない、棺シーン?)は何だか鬼気迫るものがあります。そんなわけわからん状況に置かれたらそりゃーネフティスも発狂するよね…。
オシリスはやることやった(というか、やらされた)後に再び死亡。その肌はまるで乾燥しているかのようにカサカサになっていました。それがエジプト最初のミイラになったそうな。

ちなみにオシリスを惨殺したセトは王にはなったものの、オシリスの呪いか子供が一人もできず、おまけに稚児趣味だったため、成長したオシリスの息子・ホルスに毒殺されましたとさ。
神話のセト様の悪役っぷりはけっこう好きです。

雨の訪問者

Category:山岸凉子

雨の訪問者
1979年

ハーピー(サンコミックス)』(朝日ソノラマ)
山岸凉子作品集〈11〉傑作集5 篭の中の鳥』(白泉社)
山岸凉子全集〈24〉パニュキス(あすかコミックス・スペシャル)』(角川書店)
白眼子(希望コミックス)』(潮出版社)
イシス(潮漫画文庫)』(潮出版社)
に収録。



独身貴族の久仁子のアパートに、ある日突然ベルと名乗る小さな女の子が現れた。
まるで昔から一緒に暮らしていたかのように親しげに振る舞うベルを、久仁子は不思議に思うが…。


山岸作品の中でも数少ない、最初から最後までほのぼの系のお話。恐怖ものだらけの単行本に収録されてたりすると清涼剤的役割をする作品です(笑)。
山岸先生の描く細かい生活シーンが妙に好きなんです。ストロベリージャムの入ってるスコッチパイとか四角い目玉焼きとか!

お花屋さんで買ったきれいな薔薇を飾って、好きなお料理を作って食べたあとにゆっくり本を読む…という羨ましい暮らしをしている独り者の久仁子さん。
そんな静かな生活も、いきなり現れた女の子・ベルにぶち壊されます。

「あの ベルちゃん 一体あなたどこから」
「いやだあ おばちゃん。
あたしずっといっしょに住んでいたじゃないの」


「あの子頭がおかしいのとちがうかしら」とか思いつつもベルのハンバーグだけお子さまランチっぽく仕上げてあげる久仁子さんはいい人。
最後の「そういうことだったの!」にはいや、どういうことだよ!とツッコミ入れましたw
久仁子さんには未来予見の能力でもあるんでしょうか。

スピンクス

Category:山岸凉子

スピンクス
1979年

スピンクス(花とゆめコミックス)』(白泉社)
山岸凉子作品集〈7〉傑作集1 スピンクス』(白泉社)
山岸凉子全集〈27〉クリスマス(あすかコミックス・スペシャル)』(角川書店)
山岸凉子恐怖選〈3〉千引きの石(ハロウィン少女コミック館)』(朝日ソノラマ)
自選作品集 ハトシェプスト(文春文庫ビジュアル版)』(文藝春秋)
山岸凉子スペシャルセレクション〈4〉甕のぞきの色』(潮出版社)
に収録。



その頃僕は魔女の館に住んでいた

「僕」は魔女の館に住んでいた。「僕」は真っ白な部屋に来る日も来る日も立っていた。
毎日毎日「スピンクス」がやって来て「僕」に質問をする。声も出ず体も動かせない「僕」は「スピンクス」に弄ばれる。


山岸作品は父親・娘の近親相姦を描いた作品はやたら多いですが、この作品は珍しく母親・息子の癒着を描いています。
「しゃべりたいのにしゃべれない」「動きたいのに動けない」「紙でできた食べ物を無理矢理食べさせられる」「ぐっしょり濡れた毛布」など、「僕」=アーチーの悪夢が本当に感覚的で気持ち悪い。

どぎつい顔に大柄な裸体、尖った赤い爪を持ったライオンという、アーチーの恐怖を具象化したような「スピンクス」として登場するのは彼の母親。ねめ回すような目つきがいやらしい。
スピンクスが作った紙人形がアーチーの体を舐め撫で回すシーンはかなり性的なイメージ。

恐怖と嘔吐しそうな嫌悪で一杯になりながら
僕は彼女に抱かれる

地獄だ地獄だ!
(それでも彼女の腕は暖かい)
声があるなら叫びたい 涙があるなら泣きだしたい
(それでも彼女の胸は暖かい)


後半は壁画の中(病院)。母親がスピンクスだったり病院がエジプト壁画だったり、アーチーの精神世界はエジプト仕様。
ある男の人が出てきてアーチーに優しく話しかけてくれるのですが、アーチーは恐ろしいスピンクスの言うとおり、その人を無視しなければいけません。
自分を助けてくれそうな男の人に感情が伝わらないことに心底悲しむアーチー。

「おまえが生きていけるのはここだけ。
おまえが生きていけるのは この私とだけよ」


淫らな母親と子宮の中の胎児、ドアの外の開かれた宇宙…の絵がなんかすげー!

この話は冒頭からアーチーの心地悪い目線でずっと進んでいたので、アーチーが優しい男の人・ブロンクス医師に気持ちを伝えることに成功するハッピーエンドでよかった!

「あのスピンクスはだれ?」
「あれはきみの愛情と憎悪 不安・混乱」
「なに? なんて言ったの」
「ううん きみの不安がああいった形で見えたんだよ」

あの陽光の中に時々かげって見えるのは あれは…
そうだ 今は少しもおそろしくない魔女……スピンクス


光溢れる、妙に爽やかな終わり方が印象的です(同じ近親相姦話でも父娘系はけっこう気味の悪いかんじで終わる作品が多い気がするので…)。

夏の寓話

Category:山岸凉子

夏の寓話
1976年

天人唐草(サンコミックス)』(朝日ソノラマ)
山岸凉子作品集〈10〉傑作集4 夏の寓話』(白泉社)
山岸凉子全集〈26〉天人唐草(あすかコミックス・スペシャル)』(角川書店)
自選作品集 天人唐草(文春文庫ビジュアル版)』(文藝春秋)
山岸凉子スペシャルセレクション〈6〉夏の寓話』(潮出版社)
に収録。



広島のおじの家の留守番を頼まれた大学生・澄生は、謎の女の子と出会う。
女の子と仲良くなった澄生は、ある夜不思議な幻を見る。


自分の名前も家もわからないまま、ひたすら広島の町を彷徨う女の子・スミちゃん(澄生命名)の所在なさげな様子が悲しいです。
ある夜、線香花火を通してスミちゃんの記憶を垣間見る澄生。カレンダーの日付は8月6日。広島原爆投下の日。

手が 足が 燃えちゃう
燃えちゃう こわい


原爆が落ちるシーンの真っ白い見開きは編集部に「真っ白じゃ原稿料支払えない。せめて枠線を引いてくれ」と言われたそうな(スペシャルセレクション6の創作秘話より)。
「あたし燃えた……」というシーンの、立ったまま燃えてる女の子が怖い!
見える人から見たら広島にはスミちゃんみたいな魂がウヨウヨしてるんだろうなあ…(それ言ったら日本全国世界各国そうですけど)。
山岸作品には自分が死んだことに気づかずにさまよう人物が多く出てきます。

トップ・オブ・ザ・スーパーレジェンドまとめて感想

Category:雑記

45号:岸本斉史『ベンチ』
ベンチっていうか野球っていうかってかんじの読み切りでした。なんで全キャラ付け鼻付けてるんだろう?
話は…フツー。普通以外に特にないです。
赤マル(今はNEXTか)の新人の読み切りのような「これでイッパツ当てなきゃ! ここで読者の心をつかまなきゃ!」で見開きドーン!やっちゃったー!みたいな雰囲気はなかったですね。
逆に言うと読み切り特有の「一発盛り上がり感」がなかったような…。私だけかも知れないけど何故か「連載第3話目」くらいの温度に見えた。何でだろ。もっとはっちゃけてもいいんですよ岸本先生!
あとウンコウンコ言ってた奴は何だったんだ。ギャグか。


46号:空知英秋『ばんからさんが通る』
空知先生の一目見て親近感わくキャラ作りはすごい才能だと思うのです。
舞台はサイバー化の進んだ日本ということで『銀魂』とちょっと似てるかな。学園ものです。不良です。番長もの大好きです。
「その昔伝説を作ったすごい奴が現代に再び蘇る」という、すでに確立されたひとつのジャンルのストーリーながら(蘇った主人公が子供の姿なとことかゼンキっぽいな)、ちゃんと面白いです。焼きそばパン焼きそばパンうるせえw
とはいえ最近の銀魂と同じく情報量がちょっと多すぎるのが若干気になりますね。サイバー化した時代、おニャンコ、旧世代の不良の過去と要素が多くて、登場人物の名前がドラえもんのパロディだったことに気づいたのは初読みから4日後でした。じゃあどれを削ればよかったかって言われても困るけど。マンガって難しい。
カッチカッチに氷漬けになってる番長を見て「XANXUS様!」と思ったのは私だけでいい。
最後の「雷電を操れるようになったけどそれもあんま気にしてなかったな?」の一コマがツボに入って爆笑しました。何だこのあっさりした解説w
空知先生は登場人物の強さを設定固めでアピールしようとしないところがバトル描きとして上手いと思います。
「青春」がキーワードって『13』もそうだったなー。最後の「青春をさまよう獣」の一文が好きでした。今作の合間に入る名言も、時間経過の仕切りの役割をしてて上手い。
情報量多すぎなのと作家性出すぎなのを除けば今回の読み切り祭の中では一番面白かった。銀魂のコミックス末に収録望みます。


47号:許斐剛『Moon Walker LTD』
恐る恐る読んだんですが、意外とちゃんとしてるじゃん。テニプリでの無我っぷりが嘘みたいだ…!
「主人公がトリッキーな俺様」なのはいつものことだからいいとして、何かこう…意外とちゃんとできてた。予想より普通にできてた。
あのテニプリの作者…というよりテニプリを最終的にあんなかんじにしてしまった許斐先生をいろんな意味で心配してたんですが、なんか…予想以上にちゃんとしてた(何回言うねん)。
なんか架空の国で活躍するカッコイイ男、というわっかりやすいお話。こういう壮大な設定の方が天衣無縫な展開になった時にごまかしが効くからいいのかもと思ったりした。
刑務所が舞台というのはジョジョ6部みたいでけっこう好き。全編通して刑務所の中だったらもっといいけど。
「素敵じゃない奴!」という妙な台詞回しもまたコノミンらしくて懐かしい。
女キャラを出す気を微塵も感じないあたり、さすがコノミンというところです。部下の女装の意味は!?
新人の読み切りに超ありがちな「可愛い女の子を助けるために主人公が何かする」というテンプレはこの人に限っては絶対向いてないからな…。
なんか予想外に面白かったんですが、連載で読みたいかは微妙。許斐先生のキャラの立たせ方魅せ方は天才的なので、登場人物いっぱい出せばけっこう面白くなるかも。


48号:うすた京介『ポー』
うすた先生のギャグはこんな可愛らしい主人公でもやっていけるのか? どうなんだろ。話はストーリーマンガでもいけそうな。
個人的にはマンガの中のキャラが「こいつは○○なキャラ」みたいな台詞を言うのは好きじゃないです…。「マンガの中に出てくるマンガオタクキャラ」にも似たモヤモヤ感を抱く。
「ウチの父ちゃんポー・クビッツ!」。「おまえの母ちゃんデーベソ」みたいだー。
一番笑ったのは書き文字で「ガビーン」て書いてあると思ったら「ゴメーン」だったとこ。
ところどころ面白かったけどやっぱり私はジャガーさんが好きすぎる。


49号:秋本治『SUCCEED』
最初から期待してないです…。最後の6ページで驚きはしたものの、内容がちょっと薄いかんじ。情報量をばんからさんと足して二で割っておくれー。
最近のこち亀見てても(←読んではいません)思うことだけど、秋本先生は「自然を大切に」とか「この美しい○○の残していかなければな」みたいな教訓めいたものを入れないで普通に描いた方が絶対面白いと思うんだ。今回くらいならいいけども…。


50号:鳥山明『KINTOKI -金目族のトキ-』
ストーリーは普通ながら、漫画のセンスと構図の上手さだけで充分読ませるあたり、さすが鳥山先生パネェです。やっぱりこの人はバトルの描き方がすっごい上手いわ。
いきなり子作り前提の結婚を迫るのって美少女落ちもの系に多い出会い方だよなー。少年誌で男女逆バージョンは珍しい。
「金目族の特別な力はとんでもない戦闘力…!」ふつうだー! 言われなくても想像つくわそんなん!
主人公が小さいわりに19歳というところが私的に高ポイントでした。鳥山作品の主人公は本当に主人公にしか見えないビジュアルしてるのがすごいなあ。
今回の企画で一人だけハガキに「この作品を連載で読みたい」の項が無い…。そして元週刊連載マンガ家とは思えない目次コメントにちょっと笑いました。
どうでもいいですが、敵サイドのネーミングが私が今描いてるマンガの敵キャラの名前と完全にかぶっててびっくりしました(ベリーネタ)。鳥山明に一歩近づいたよ。


やった! レベルE地上波放映だ! おめでとう自分!
深夜でも見るよ! でも真夜はあんな顔じゃないよ!

顔に傷のあるキャラ

Category:キャラ属性分類・見た目編

顔に傷のあるキャラを集めてみました。いっぱいいますね。
顔に限らず、「傷」というパーツは過去に何かあったことを表せる便利な要素です。
「?傷はその時ついたもの。」とか言うといいかんじです。

傷の位置・形などのパターンを調べてみると
 A.片目に縦の傷(シャンクス・カカシ・剣八・檜佐木・朝比奈・鏢など)
 B.バッテン傷(剣心・ヤムチャ・スカーなど)
 C.鼻梁に横の傷(イルカ・犬・斗貴子など)
などが人気あるようです。

・大きめの傷でさり気なく威圧感を出すことも可能。特に森乃イビキとか花山薫系の強面キャラ。
・そういえばルフィは自分で傷つけてますね。
・傷のある女キャラは少ないなー。斗貴子さんは過去を忘れないために敢えて傷を治癒してないし、月詠は女を捨てるために敢えて傷つけてるし、ちょっと傷とキャラとの関連性が似てるかも。
・他にテニプリの裕太、リボーンの了平&十年後山本なんかもいますが傷が小さすぎるので今んとこ除外。
・新キャラ発見ししだい追加予定。


糸目キャラ

Category:キャラ属性分類・見た目編

糸目のキャラ集めてみました。なんか和むわこの一覧…。
・朴訥な人、抜け目のない策士、暗黒微笑系、などに分類できます。
・生まれつき目が細いとか常に微笑んでいるとか、キャラによっていろいろな設定があります。
・本気出すと開眼したりする。
・海外には糸目キャラは存在しないらしい…。
・ジャガーさんみたいな「三」の目は珍しいのか?
・新キャラ発見ししだい追加予定。


20131121 なぜか画像消えてたorz直しました。
糸目キャラ

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柿丸

柿丸
文化人類学的観点からマンガを研究したいただのマンガ好きです。データ収集が趣味。
ジャンプ歴10年でしたが2016.3に一旦卒業しました。
マンガの感想は基本的にネタバレです(どうせ古いマンガしか感想書かないので)。

【新刊追ってるマンガ】
アオイホノオ
おいピータン!!
大奥
カルバニア物語
きのう何食べた?
海月姫
たそがれたかこ
トクサツガガガ
ドリフターズ
ドロヘドロ
HUNTER×HUNTER
etc.

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