裏次元の一日

マンガ・アニメを研究したり分析したり考察したりしてなかったり。

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今月買った本(2011.3月)

Category:雑記



今月は26冊買いました。西森の新刊、震災で入荷遅れてたー。
ネウロシックス編から買ってなかったので買い足し中。連載当時はバトルものっぽくなったことにとにかくガッカリしてろくに読んでなかったシックス編ですが、コミックスで読んでみたら悪役の設定に松井先生らしさが出ててこれはこれで面白い。まあ推理編の方が断然好きだけど。



花のズボラ飯
前から気になってた食べ物マンガ買ってみた。
感想:この程度でズボラ…だと…? ちゃんと料理してますやん。このレベルでズボラなら「顆粒コンソメかけごはん」を週一ペースで食ってる私の立場は一体!?



好きな語学テキストシリーズのルーマニア語版を見つけたから買った。
未だに活版という古さがステキ。外国語はトルコ語とルーマニア語が好きです。
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最近の少年マンガはマッチョが少ない

Category:雑記

最近の少年マンガのキャラは総じてマッチョ度が低い。特にマッチョな主人公が減った。
昔はもっと自然に筋肉モリモリしたキャラが多かったはず!と思って探してみた。



70年代


デビルマン

昔のヒーローは胸板厚い!
変身後はもちろんのこと、変身前もけっこうすごい。


キン肉マン
キン肉マン 37 (ジャンプコミックス)
タイトルどおり、筋肉。
主人公キン肉スグル身長185cm体重90kg。



80年代


ジョジョの奇妙な冒険(1部)
ジョジョの奇妙な冒険 5 (ジャンプ・コミックス)
心優しいお坊ちゃまですらこの体格。ジョナサン身長195cm体重105kg。
ジョースターの男子は代々長身マッチョ。身長は基本195センチまで伸びる!


北斗の拳
北斗の拳―完全版 (14) (BIG COMICS SPECIAL)
身一つで戦えなければ生き残れない。だって暴力が支配する世紀末だもん。
ケンシロウ身長185cm体重100kg。
ところでケンシロウが本気出す時に服が破れる演出は大胸筋がふくれあがったせいなのかオーラ的なアレなのか未だにわからない。


BASTARD!!

同じく世紀末設定。魔法使いでもそこそこマッスル。昔の主人公は肩幅広すぎ。
主人公ダーク・シュナイダー192cm96kg。設定上は細身らしい。


ドラゴンボール
DRAGON BALL 完全版 22 (ジャンプ・コミックス)
物語が進むごとにどんどんふくれる悟空の筋肉。
重力100倍の部屋で修行するとこうなる。
でも体格は身長175cm体重62kgと比較的小さめ。


魁!! 男塾
魁!!男塾 (第4巻)
日本男児たるもの、体をムキムキに鍛えるべし。



90年代


90年代というと幽遊白書・るろ剣・封神演義・ワンピ・うしとらなど、
腕力主体バトルから少しずつ能力バトルものや武器バトルものが増えてきて、マッチョ度が薄れてきた印象。
特に「マッチョな主人公」はどんどん減ってきました。よくて脇役の体力バカキャラがマッチョなくらいで。
幽遊白書だと一番マッチョなのは100%戸愚呂弟ですかね。



2000年以降


00年代ともなるとマッチョキャラなどすぐには浮かばないレベル。
マッチョな主人公は絶滅寸前。

トリコ
トリコ 10 (ジャンプコミックス)
主人公トリコ身長220cm体重230kg。80年代あたりの体格を保持している貴重な主人公。
今のジャンプ紙面の中では逆に新鮮に見えます。


参考:家庭教師ヒットマンREBORN!のボクシング部・笹川了平くん
家庭教師ヒットマンREBORN! 14 (ジャンプ・コミックス)
脳ミソまで筋肉のはずの体力バカキャラも現代ではだいぶ細身になりました。
昔だったらこの手のキャラは腕の太さが2倍はあったはず。



マッチョが減った理由を考えてみる…。

・「肉弾戦もの」から「気功波もの」「能力もの」「頭脳戦」への移行
(→腕力がなくても戦えるようになった→細身美少年が活躍しやすい)
・「強さ」に加え「頭脳」「トリッキー」「卑怯」などの要素を出すようになってきた
・「最初からすごい主人公がみんなを助ける」から「弱虫が成長していく」「普段は弱いけどいざという時だけ強いヒーローに変身する主人公」への移行
・「成熟した戦士である主人公」から「成長過程の若い主人公」への移行
・「自分から戦いに挑む能動的主人公(能動的に修行して鍛えている)」から「ある日突然戦いに巻き込まれた受動的主人公(元々一般人だったので特に鍛えてません)」への移行

こんなかんじか?
あとやっぱりフィクションの世界も草食系ブームなのかなー。とりわけマッチョ好きなわけじゃないけど、ちょっと物足りない。
あ、主人公の体格を時代別に表にしてみたら面白いかも…。多分平均身長とか下がってると思うんだ。

主人公と悪役を逆転させてみよう

Category:雑記

「主人公サイドのお約束」と「悪役サイドのお約束」を入れ替えたらどっちも斬新になってキャラ立つんじゃね?という思いつき。このスレとかこのスレ見てて思いついた。


【クックック…】逆転後主人公サイド【ハーッハッハッハ!】

・先に攻撃を仕掛ける。能動的。
・「おまえは俺の邪魔になるから倒す」など、上から目線で敵対発言。
・人質を取る。
・悪役メンバーの中の一番浮いてる奴をスカウトして裏切らせる。もしくは洗脳する。
・なんか暗い部屋にいる。
・どう考えても悪役より強い。
・巨大組織だ。
・雑魚戦闘員がいる。
・四天王がいる。
・基本的に余裕ぶった表情だ。
・主人公がすぐ高笑いする。
・最初から本気を出さない。
・段階変身する。
・仲間を簡単に切り捨てる。んで敵に「ひどい…仲間を…」って言われて「仲間? フン、笑わせるな。あいつなんかただの駒に過ぎないぜ!」←爽やかに

主人公は一般的に「何か被害を受けてから反撃する」ボケかツッコミかでいうとツッコミなわけですが、そこを逆転させてみたい。
人質取るのは太公望とゴンがやってたな。あとお馴染みダークシュナイダーも悪役に近い。
「悪役っぽい主人公」はけっこういるんです。問題は悪役です。


【絶対に】逆転後悪役サイド【許さない!】

・何かされるまで主人公たちに手を出さない。基本的に受け身。
・主人公への復讐心で動くラスボス。
・太陽の下にいる。
・メンバーはラスボス・ライバル・智将・三枚目・舎弟体質・治癒担当・マスコット。
・みんなすごく仲間思い。
・誰かがさらわれる。
・雑魚「待ってろ! 必ず助けに行くからな!」
・愛人の応援で立ち上がるボス。
・愛人の涙で目を覚ますボス。
・ボス「俺は…こんなとこで…負けてられねーんだよ!」主人公「何っ…!? なぜ立てる…!?」
・強い主人公サイドに勝つために修行を始める。
・新しい強化アイテムを入手する。
・主人公サイドのすることにすぐ動揺する。
・ボス「もっと強くなりてぇんだ…!」
・ボスに師匠がいる。
・決戦にあたって新しい技を開発する。
・主人公に大事な仲間を殺された怒りでボスがパワーアップ。
・ボスは昔は落ちこぼれだったが、頑張って強くなった。
・曲がったことが大嫌い。
・まだ成長途中である。
・ボス「みんなは俺が絶対守る!」
・ボスは普段は気弱な凡人だが、一時的に二重人格のように強くなる。
・最終決戦で力を使い果たして能力を失う。
・負けそうになったボスの元に、死んだと思われていた仲間たちが颯爽と集まる。ボス「おまえら…どうして…!」雑魚・尖兵・四天王・中ボス「みんなで力を合わせるんだ!」

「仲の良い悪の組織」というのはかなり魅力的だと思う。幻影旅団しかり。
悪役にも主人公並の成長性を与えたいものです。まだまだ伸びしろのあるラスボスとか微笑ましいじゃん。
あといっそのこと「主人公たちに勝っちゃう悪役」とかどうかな…。だめか…。
一番最後のは青春ばくはつにあったネタ。



逆転イメージを明確にするために「主人公と悪役の台詞を入れ替えてみる」というのも考えました。
るろ剣でやってみるとこう。斬新?


けっこうキャラ立った気がする。



この先攻性が主人公キャラには足りない(なくていいけど)。



志々雄様の動機も一応日本のためではあったので、この台詞もなくはないか。でも顔が怖いです!



つーかこの台詞実際言ってたっけ?

揺れた

Category:雑記

びびった。今まで生きてきて一番でかい地震だ…。

地震が来る3秒くらい前に市役所から「大地震です」て警報が出て、半信半疑で机の下にもぐったら本当に大地震でびっくり。
積んであったマンガが軒並み崩れ、本棚がひとつ倒れたくらいで被害は大したことなかったですが、
揺れてる最中はもうコレ死ぬなと思いました。地球やばい。
津波のあった地域はもっと大変らしい。日本えらいことになったな…。とりあえず募金しよう。



クローゼットに溜め込んでいたジャンプのバックナンバー4年分が倒壊した。

蜃気楼

Category:山岸凉子

蜃気楼
1990年

パイド・パイパー(ユーコミックスデラックス)』(集英社)
パイド・パイパー(MF文庫)』(メディアファクトリー)
自選作品集 タイムスリップ(文春文庫ビジュアル版)』(文藝春秋)
に収録。



若く美しい愛人を得るというのは やはり男なら1度は見る夢なのだ

昌彦
は結婚して5年目の妻・春枝と一人娘をもつ、ごく普通の会社員。
しかし昌彦には星子という愛人がいた。妻と愛人、どちらにも優しくバランスよく付き合っているつもりの昌彦だったが、その均衡は少しずつ破られていく…。


「不倫する男」がテーマになることが本当にやたらと多い山岸作品ですが、「不倫する男」の目線で描かれたお話は珍しいのではないでしょうか。
穏やかで優しい妻・春枝と安定した家庭をつくり、わがままで子供っぽい星子と男女の関係を楽しむ…タイプの違う二人の女を愛する充実感に満ちた生活を送る昌彦。
家族サービスの合間に愛人サービス、スケジュールを組んで嘘をついて仕事もして…と、えらくハードな昌彦の生活。私が男だったらこうまでして不倫したくはないですが本人が幸せならしょうがない。

このふたつの愛のうち どちらかが欠けても耐えられない
以前よりも仕事は順調だし 気力にも張りがある


昌彦は「今の僕には妻も星子も幸せにする自信がある」という『アリエスの乙女たち』の高志さまのような理想を掲げてますが、星子も春枝も昌彦が思うほど甘い女ではなかった。
昌彦の他に恋人をつくっていた星子はいきなり「自分がやられて厭なことは他人も厭なんだという事わかった?」と、昌彦に対して小学校の先生のお説教のようなことを言い出します。言える立場か!? やっぱり結婚してくれないことを恨んでたんでしょうか。慌てる昌彦。

星子には充分贅沢をさせている 仕事も割りのいい仕事を回している
睡眠時間をさいてまで できる限りの我が儘も聞いてやったじゃないか だからこそ!
だからこそ? い、いや違う 愛しているからだよな


その自分の愛の見返りを期待してるところがエゴなんだよ昌彦…。
スカッとするのは穏やかで貞淑で何も知らないと思われていた妻・春枝が探偵を雇って夫を監視してたところ。包容力のある心優しい女だと思って甘く見ていたな昌彦。
しかし不倫がバレた昌彦の謝罪の言葉もやっぱり無意識のエゴで固まっていて腹立ちますね。ラストの憔悴しきった顔を見るとちょっとザマミロという気分。

「すまない きみを…傷つけるつもりは…」
「傷つける? そういう言い方はやめてください。あなたは自分が傷つくのがいやなのよ。
あなたは自分のエゴが認められない 自分を悪者にしたくないのよね」


不倫していたからといって昌彦が「極悪非道な人間というわけではない、ごく普通の優しい男(ひと)」というところはリアルですね。実際はそんなもんだ。
「だからわたし わからなくなったの。男の人ってなに? 結婚ってなんなの?」
「不倫は男の専売特許」みたいな台詞だけど、山岸先生にはたまには既婚女性の不倫ものも描いてみてほしいです。山岸作品の中に既婚男性の不倫ものは20くらいあるけどその逆ってほぼ見たことないし。
ところで星子の家はなんで寝室の床にいきなりバスタブが埋め込んであるんだろう…。

三色すみれ

Category:山岸凉子

三色すみれ
1973年

ひいなの埋葬(花とゆめコミックス)』(白泉社)
シュリンクス・パーン(ロマンコミック自選全集)』(主婦の友社)
山岸凉子全集〈30〉愛天使(あすかコミックス・スペシャル)』(角川書店)
に収録。



3話入りのオムニバス。3人の女性の物語です。


第1話「雫」
ルフェビュール家に住む捨て子のフロレーヌの恋と失恋の話。
多分身分違いの恋なので諦めたとかそんなかんじ…のはず。
義姉のアナベルがいかにも意地悪キャラっぽい雰囲気のわりにはそんなことはなかったのがよかったです。
しかし美人で控えめというだけで男に好かれてしまうあたり昔の少女マンガだなぁ…。

第2話「水仙」
自分の美しさを十二分に理解している傲慢な美女・オルタンスの話。
この話が一番レベル高いんじゃないでしょうか。まとまってるし主人公のキャラも立ってるし。山岸先生の描く歪んだ性格のナルシストは好きです(ヘレネーとか)。
嫌いな女に勝つためだけにその女の夫をたぶらかして奪い取ろうとする執拗さとか、少なくとも上のフロレーヌよりはキャラクターとして面白い。こういうキャラの人間性が前面に出たストーリーは私は好きですね。

第3話「あげは蝶」
天使のように天真爛漫な売春婦・ロールの話。
可愛くて夢見がちで無邪気でアメリカとアフリカの区別がついてないアホの子・ロールにメロメロになる男たちの図はまるで「天然ボケの不思議ちゃんがなぜか一番モテてる合コン」のようです。男ってこういうタイプ好きだよね…。
1話と2話は共にルフェビュールという苗字を持つ女性が出てくるので、このロールも血縁者なのかも知れません。

天然か計算か

Category:雑記

私が勝手に思う少年マンガ家の「天然か計算か」もしくは「右脳か左脳か」の印象メモ。
松井先生と山口先生はよく「素で頭おかしい」とか言われてるけど私はそうは思わないなー。


【天然派】
・荒木飛呂彦:天然マンガ家の最高峰。誰にも真似できない。設定を忘れようと矛盾してようと何故か全然評価が下がらないのはひとえに憎めない荒木先生の人柄のおかげ。それか先生のスタンド能力。
・許斐剛:良くも悪くもド天然作家。基本的にはその素晴らしき天然センスで読者を楽しませるが、行きすぎた天然さがとんでもない方向に転ぶことも(例:跡部様坊主事件)。自分のひらめきに忠実すぎる、いろんな意味で恐ろしい人。暴走トラック。

【バランス派】
・松井優征:天性のセンスを凄まじく上手くまとめる技能を持つ、右脳と左脳のバランスがめっちゃいい人。
・島本和彦:あの熱血ぶりは本物だが、それをちゃんと自覚して計算して熱苦しく表現できている人。自分の売りがわかっている。
・山口貴由:本気かネタかよくわからない絶妙に狂ったシーンは天然だけではないはず。後期の覚悟のススメ、蛮勇引力で特にそう思う。

【計算派】
・和月伸宏:基本的に左脳派。真面目に練って作り上げるタイプ。計算して描いてるのが読んでてわかる。少々自然さに欠ける。天然か計算かたまにすごい印象的なキャラ・場面・台詞を出してくるが全体的にはなんかもったいない人。

【その他】
・久保帯人:自分の思うかっこよさを決して曲げない我が道を行くタイプ。ある意味天然か。
・最近の秋本治:ズレた計算がすでに天然レベルで身に付いてしまっているのかも。

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柿丸

柿丸
文化人類学的観点からマンガを研究したいただのマンガ好きです。データ収集が趣味。
ジャンプ歴10年でしたが2016.3に一旦卒業しました。
マンガの感想は基本的にネタバレです(どうせ古いマンガしか感想書かないので)。

【新刊追ってるマンガ】
アオイホノオ
おいピータン!!
大奥
カルバニア物語
きのう何食べた?
海月姫
たそがれたかこ
トクサツガガガ
ドリフターズ
ドロヘドロ
HUNTER×HUNTER
etc.

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