裏次元の一日

マンガ・アニメを研究したり分析したり考察したりしてなかったり。

今月買った本(2010.8月)

Category:雑記

本20108月1

今月は16冊。
昔のジャンプはもう書籍扱いしてしまおう。


本20108月2
今月はお人形系の本をいろいろ買いました。
多すぎる私の趣味の中でも特に人形趣味は非常に金がかかるので、やめられるもんならやめたいです。好きなものを嫌いになるのは難しいなぁ。


本20108月3
昔のジャンプを買っちゃいました(まんだらけで…)。6年分のバックナンバーを捨てられずにいるのにどうして新たに買い込んでしまうのか。バカだ。
90年代のジャンプです。ぬーべーアニメ化!とか言ってます。
一時の新作不作時に比べて最近のジャンプはそこそこ面白いと思ってましたが、90年代はやっぱりすごかった。スラダン・るろ剣・ジョジョ・ぬーべー・封神演義・マサルさん…。DBと幽白が終わって部数下がり始めてる頃でもこの充実っぷり…。当時小学生だった私は幕張ってマンガが下品で嫌いだったんですが、今見ると平気でした。しかし幕張とかと比べると銀魂なんか微塵も下品じゃないことに改めて気づかされます。
ワンピとナルトがないせいか、掲載順がわりとランダムに見えます。ジョジョはけっこううしろでした。
マサルさんが面白かったのでコミックス買おうかと思います。でも当時の作者の話聞いちゃったから最後の方笑えないんだよな…。


あ、あと松井優征先生の新作目当てにジャンプNEXT買いました。冒頭から幼女ひん剥く主人公とかさすがだと思いました。松井先生早くジャンプに帰ってこないかな~。

仮面ライダーOOO最終回感想

Category:雑記

「今日の分のアイスよこせ」

オーズ終わった~。
実は小学生の頃に見たクウガ以来、久しぶりにまともに見た平成ライダーでした(DCD、Wは見たり見なかったりだった)。主人公が救済願望を持つ風来坊ということで、五代雄介を彷彿とさせて取っつきやすかったです。「グリード多すぎで一人一人の活躍の場が少なかった」「変身フォーム多すぎで必殺技の見せ場が少なかった」など、いろいろ細かい不満はありますが、全体的にはなかなか良き最終回でした。一年間楽しかったです!

終盤はアンクのデレに胸が熱くなりました…。
「欲しいものは手に入った……」
『うしおととら』のとらを思い起こさせてグッときてしまいました。こういう「人間の主人公&人外の相棒」の組み合わせに弱いのは昔から変わんないなあ…。「メダルさえなくさなければ復活の兆しもあるかも」とかも最期のとらっぽい。
第一話で自動販売機に潰されてアンクが登場した時はてっきり「こいつが今度のモモタロスか~」と思ったのに、まさか最後まで折れずにグリードと人間の間で揺れ動く展開になるとは思わなんだ。
アンクと映司、二人でひとつ!みたいなタジャドルの戦闘シーンはDBセル編の「親子かめはめ波」のようで燃えました。オーズはアンクに始まりアンクに終わったというかんじですね。映司の最後の台詞すら「アンク」かよ。
EDでまた旅に出てる映司の周りに腕だけのアンク(の気配)がぴょこぴょこしてるのが和むと同時にちょっと切なかったです。実体だったらもっとよかったなぁ…。後日談系エンド大好き!

第一話で物議を醸しまくった変身音「タットッバ・タトバ・タットッバ♪」も、最初は「これシリアスなシーンの時どうすんだよ…」と思ってましたがいつの間にか慣れてました。歌は気にするな!と言われるまでもなく、もう気にしないよ! 気になったのは800年前の暴走オーズの重低音だけ! 人間の慣れってすごいわ。
そして捨て身のアンクのコアで変身したタジャドル変身音はアンクの声だったw何だこれ。ごめんなさいこういう時泣けばいいのか笑えばいいのかわからないの。

しかし本当に終盤に差し掛かるまで見事にギャグ回ばっかでしたね。個人的にはギャグとシリアスのバランスはあんなかんじの方が好き。どうも私は「物語の核心に触れる前の単純バトル編」が好きみたいで、CCさくらもさくらカード登場以前、遊戯王も罰ゲーム!とかやってる時の方が好きだったものです。
でもさすがにちょっと終盤は押してたな~。地震で1話飛んだのが痛かった。記念回も2話やっちゃったし。

愛すべき小物・ウヴァさん(完全体)も「オレはいやだぁ!」→逃亡→暴走と、ある意味大活躍。
「アバンでバースペアにやられちゃうんじゃね」という心配は辛うじて回避してて安心しました。ウヴァさん最後までがんばったね! だって他のグリードは1話で倒されてたよ!


さて次はフォーゼか…。
あのイカ頭は男の子から見てかっこいいんだろうか。どうせ慣れるけどね。

化野の…

Category:山岸凉子

化野の…(あだしのの)
1982年

山岸凉子作品集〈11〉傑作集5 篭の中の鳥』(白泉社)
山岸凉子全集〈27〉クリスマス(あすかコミックス・スペシャル)』(角川書店)
山岸凉子恐怖選〈4〉汐の声(ハロウィン少女コミック館)』(朝日ソノラマ)
自選作品集 ブルー・ロージス(文春文庫ビジュアル版)』(文藝春秋)
山岸凉子スペシャルセレクション〈6〉夏の寓話』(潮出版社)
に収録。



早く家に帰らなくちゃ……

」は会社帰りに道に迷ってしまった。歩けども歩けども知っている道に出ない。
早く家に帰りたいのに、いつまで経っても家に辿り着かない…。


主人公(多分本当はもう死んでる?)が延々彷徨い歩くだけのお話。
知らない道。知らない人。思い出せない自分の家。つじつまの合わない記憶。なんか夢に見そうな雰囲気です。心なしか「病院」と「墓場」のイメージが多い。

いつの間にか墓地に向かっていた主人公と出会った中学生の少女の「お姉さんの行くのはあっちでしょ」という時の目が怖い! 真っ白!

あっちから先は墓地しかないっていってたけれど
あの中学生はあっちからやってきたのよね?


次に出会う、何もないところで拝むおばさんも不気味です。見えない栗饅頭…。
どうしてそんなに赤いリボンをまいてるの。小さな子でもあるまいし滑稽だよ。
ほら 足首にまいてるじゃないか。首にも

この台詞が何を表してるのかいまいちわからないですがとりあえず怖いです。そのあとの「河を渡る」はわかる。

「早くこのストーブの上にのぼって」
「この真っ赤に燃えてるストーブの上に!?」
でなくちゃ向こうに行けないんだよ。みんなのぼったんだよ。そのスリッパにはきかえてね」

「スリッパで石油ストーブの上に登る(越える?)」のが死の儀式ということかな? 成人儀式なら炎の上を飛び越えるとか聞いたことあるけども…。
「燃えさかるだるまストーブ」は『顔の石』にも出てきましたが、あれも死の象徴だったんでしょうか?(今回の感想?マーク多いなぁ…)
 
このお話は同じく死後の女が町を歩く『ある夜に』と似てますが、主人公(達)が自分の死に気づいているかいないかが違う点ですね。
気づかない主人公は無意識のうちに「死」を否定し、いつまでも夜の町を彷徨い続ける…。

木花佐久夜毘売

Category:山岸凉子

木花佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)
1986年

瑠璃の爪(あすかコミックス)』(角川書店)
自選作品集 月読(文春文庫ビジュアル版)』(文藝春秋)
山岸凉子スペシャルセレクション〈4〉甕のぞきの色』(潮出版社)
に収録。



わたしの名前は姉がつけました 典子…と

高校生の典子には3歳上の姉がいる。姉の咲耶は子供の頃から優等生で、両親は咲耶ばかり可愛がっていた。
さらに自分の名前「典子」まで「たった3歳の咲耶が名づけた」という自慢話の種にされ続けた典子はすっかりひねくれてしまっていたが…。


山岸先生だってたまには人死にの出ない姉妹ものを描くよ!ということで、木花佐久夜毘売です。
「美人ではないけど優秀な姉」と「美人だけど不出来な妹」という構図は『瑠璃の爪』と同じタイプですね。親が偏愛する対象が逆ですが、どっちも妹が主人公。
姉ばかり愛される家庭で育ち、すっかり不良娘になってしまった典子。いつもどおり夜遊びをしていてエロ親父にからまれた典子を助けてくれたのは偶然にも、咲耶の元同級生・飛渡でした。

「あたしは姉さんとは違って頭悪いから 勉強なんか大嫌い!」

ここで典子が飛渡くんに話す昔話(典子がテストで100点取ったことを姉さんのおかげということにされた)から察するに、咲耶は普通に性格悪そうなんですが…。クスッて…。咲耶さん、家での評価はさておき学校に友達いるのかしら。心配。

飛渡くんは典子の名前に対するコンプレックスがわかります。何故なら彼の名前「圭」も、死んだ兄の名をそのままつけられた名前だからです。

「姉さんにつけてもらった名前…それ自体はいいんだ。
それはすばらしい事だよ。すばらしい……だけど そこにきみがいない。
そこには3歳で妹に名前をつけた天才の咲耶さんはいてもきみが…きみの存在が…」


初めて自分のことをわかってくれる人に出会えた典子は泣き崩れ…。
それ以来、典子は子供の頃からの辛かった話を全て飛渡くんに話すようになります。
このお話は「姉妹もの」には珍しくちゃんと救済者が現れるのでハッピーエンドになります。最後の新幹線のシーンのしおらしい典子がかわいい。

わたしでも木花佐久夜毘売になれますように

このお話を読んで思ったんですが、『鬼子母神』の瑞季ちゃんといい、山岸作品の「兄弟姉妹と比べられる」系の主人公の場合、ちょっと一時期グレてた子の方がその後の人生うまくいってる気がします。両親の言うこと真面目に聞いてないで、てきとーに反発しちゃった方がいいのかも知れませんね。二人とも家での評価はダメ人間でも学校ではそこそこ人気者だったし。
家庭で顧みられない子が外の世界に居場所作れてる描写を見ると安心します。『常世長鳴鳥』の雪影なんかそれすらなかったもん…。

ラブコメ今昔

Category:雑記

『To LOVEる』2006年
平凡な主人公が宇宙人の美少女を助けて惚れられ、同居することに。


『うる星やつら』1978年
女好きの主人公がちょっとした勘違いから宇宙人の美少女に惚れられ、同居することに。


『やけっぱちのマリア』1970年
不良の主人公が生んだエクトプラズム(♀)をダッチワイフに詰めてみたらすごい美少女になった。


やっぱ手塚先生にはかなわないよ……!

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柿丸

柿丸
文化人類学的観点からマンガを研究したいただのマンガ好きです。データ収集が趣味。
ジャンプ歴10年でしたが2016.3に一旦卒業しました。
マンガの感想は基本的にネタバレです(どうせ古いマンガしか感想書かないので)。

【新刊追ってるマンガ】
アオイホノオ
おいピータン!!
大奥
カルバニア物語
きのう何食べた?
海月姫
たそがれたかこ
トクサツガガガ
ドリフターズ
ドロヘドロ
HUNTER×HUNTER
etc.