裏次元の一日

マンガ・アニメを研究したり分析したり考察したりしてなかったり。

賭博堕天録カイジ

Category:福本伸行


カイジシリーズ第3弾。
正直イマイチです。


あらすじ

前回のパチンコで大勝したものの、遠藤に騙され再び無一文になったカイジは、坂崎のおっちゃんの家に1月半も居候し続けていたが、とうとう「いい加減出て行け」と言われてしまう。


カイジは坂崎家に居座り続け50日。
毎日毎日食っちゃ寝食っちゃ寝昼間は公園のトランポリンで遊ぶだけの日々。
黙示録ではコンビニでバイト、破壊録でも(強制)労働はしていたというのに、どうしちゃったんでしょうカイジくんは。シリーズを追うごとにダメ人間になっていくじゃありませんか。
やっぱり借金とか背負って「何とかしなければ」っていう状況に置かれないと何もしないのか…。

しかしこいつは真剣勝負をしてる時以外は本当に輝かない男ですね。

「無理無理・・・・ 無理・・・・ 無理・・・・」
こ・・・・こいつ・・・・ クズだっ・・・・!

坂崎もパチンコの相棒だった時にはまさかカイジがここまでクズだとは思わなかったんだろうな…。
しかし「沼」で当てて大金手にしたところで大人しくギャンブル卒業できたおっちゃんは勝ち組ですよ。

早く終わんないかな・・・・説教・・・・
おまえは小学生か!

くね・・


結局カイジはおっちゃんから300万円の手切れ金を渡され、家から追い出されてしまいます。(「悲しい男」とまで言われる主人公…)
そして前回の地下労働施設で一緒だった三好(クズ)&前田(クズ)に「俺らの今の上司がひどいイカサマ野郎なんでカイジさんのギャンブル力で負かしてください」と頼まれ、またまたギャンブルスタート。

今回の相手はその小物っぷりがガッカリな社長こと村岡隆ざんす。


帝愛の会長・兵藤の息子、
後に『堕天録和也編』でメインキャラを勤める坊ちゃんこと兵藤和也もここで登場。
 


ぶっちゃけこの「堕天録」は、今までの「黙示録」「破戒録」と比べるとあんまり面白くなかったです。
理由は主に以下の3つ。

・ギャンブルを始める動機が薄い(今までは借金背負ってたり命がかかってたりしてたわけで…)
・敵が小物(利根川とかと比べちゃうとなぁ…)
展開遅すぎ

特に3つ目! 社長考案の地雷ゲーム「17歩」というゲーム自体は面白そうなのに、あまりに長々しく描かれるもので面白いのかどうかわからなくなってきます。途中で戦況忘れるし…。
ついでに13巻通してずーっと同じ相手と戦ってるのも飽きる。どこまで行っても社長社長…。めくってもめくってもざんすざんす…。
なんかカイジシリーズはシリーズを追うごとに作中に出てくるギャンブルが減っていきますね…。
「黙示録」では5種類、「破壊録」では2種類、そしてこの「堕天録」ではついに最初から最後まで17歩。
あらま、ほぼ半分ずつ減ってるじゃあないですか。その代わり描写が長引くと。困ったもんだ。

個人的には
黙示録:★★★★★
破戒録:★★★★
堕天録:★
和也編:★
だなぁ…。

まあ冒頭の美心とのデートが面白かったからいいや。

未来は僕らの手の中

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柿丸

柿丸
文化人類学的観点からマンガを研究したいただのマンガ好きです。データ収集が趣味。
ジャンプ歴10年でしたが2016.3に一旦卒業しました。
マンガの感想は基本的にネタバレです(どうせ古いマンガしか感想書かないので)。

【新刊追ってるマンガ】
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大奥
カルバニア物語
きのう何食べた?
海月姫
たそがれたかこ
トクサツガガガ
ドリフターズ
ドロヘドロ
HUNTER×HUNTER
etc.