裏次元の一日

マンガ・アニメを研究したり分析したり考察したりしてなかったり。

スポンサーサイト

Category:スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ティンカー・ベル

Category:山岸凉子

ティンカー・ベル
1973年

ティンカー・ベル(サンコミックス)』(朝日ソノラマ)
山岸凉子作品集〈8〉傑作集2 ティンカー・ベル』(白泉社)
山岸凉子全集〈26〉天人唐草(あすかコミックス・スペシャル)』(角川書店)
山岸凉子スペシャルセレクション〈8〉二日月』(潮出版社)
に収録。



「彼女に会うと いやなことはみんな忘れるわ。
小さな時からずっと彼女だけが友達だったの」


ダフニーのたった一人の友達は、小さい頃から側にいたティンカー・ベルだけだった。
ダフニーが悲しい時、ティンカー・ベルだけがいつも彼女を慰めてくれていたが…。


山岸凉子初期の青春物語。
小さい頃から美しい母・姉妹と比べられて育ったダフニーは、妖精のティンカー・ベルとしか会話をしない孤独な15歳。
『ピーターパン』に出てくるティンカー・ベルとは違って等身大なティンクが新鮮です。

クラスメイトの兄であるギーは、ひょんなことからダフニーを気にかけ始め、初めは心を閉ざしていたダフニーも、ギーの優しさに少しずつ心を開き始めます。
このギー兄ちゃん、ただの優しいハンサムではなく、わりとひょうきんキャラなところが良いです。

「いるんだよ。きみにだけ」
「あたしにだけ!?」
「そう…きみには必要だった。だれかが。
きみをすこしもかなしませないだれかが。
だけどこれからは そのだれかとはティンカー・ベルじゃだめなんだ」


ギーと仲良くなるにつれ、ダフニーの目にはティンカー・ベルが見えなくなっていきます。

最後は火事の中に取り残されたギーをティンカー・ベルが助けてハッピーエンド。
「たしかにティンカー・ベルはいたよ。ダフニー」
「まあいいのよギー。話を合わせてくれなくても。あなたにいわれてよくわかったの あたし。
あれはやっぱり あたしの心がつくったものなんだわってね」

「ダフニー きみにはもうティンクの姿が見えないんだね」

ダフニーの周りに吹き抜けるのはティンカー・ベルの金粉ではなく青春の清風…。
自分の容姿に自信がないダフニーが学園祭で初めてドレスを着て口紅をつけるシーンが結構好き。

HOME

柿丸

柿丸
文化人類学的観点からマンガを研究したいただのマンガ好きです。データ収集が趣味。
ジャンプ歴10年でしたが2016.3に一旦卒業しました。
マンガの感想は基本的にネタバレです(どうせ古いマンガしか感想書かないので)。

【新刊追ってるマンガ】
アオイホノオ
おいピータン!!
大奥
カルバニア物語
きのう何食べた?
海月姫
たそがれたかこ
トクサツガガガ
ドリフターズ
ドロヘドロ
HUNTER×HUNTER
etc.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。