裏次元の一日

マンガ・アニメを研究したり分析したり考察したりしてなかったり。

ゆうれい談

Category:山岸凉子

ゆうれい談
1973年

ゆうれい談(セブンコミックス)』(小学館)
山岸凉子全集〈17〉ゆうれい談(あすかコミックス・スペシャル)』(角川書店)
ゆうれい談(MF文庫)』(メディアファクトリー)
に収録。



山岸先生がマンガ家仲間から聞いた「幽霊談」一挙公開。
「手ぬぐいを巻いた幽霊」「柳の精霊に恋された姉」「幽霊に脚を引っ張られて膝がはずれた少女」「窓を叩き続ける左手」…。
実際にあった怖い話、それと私の好きな「不思議で奇妙な話」もちゃんと入ってて嬉しいです。
やっぱり「怖い話」は怖い! 特に「石垣の上を走る少年」の話が絵面的に怖いです。「国分寺の石垣の道」だそうですが、まだあるのかなー。怖いもん見たさで行ってみたい。
「大島弓子が予知夢を見る」という話はなぜか納得してしまいました(何となく大島先生は予知夢見そうなイメージある)。

話と関係ないですが、歌いながらマンガを描くシーンで「バビル2世の主題歌を歌うアシさん」が「年をくっているのにナツマンではない」と書かれているのにびっくりしましたよ。さすが70年代。貸本屋も出てくるし。
この頃は山岸先生の絵もまだ線が太くて若干コミカルで、後の鬼気迫る恐怖絵ではないのがありがたいです。続編の『読者からのゆうれい談』は線が細くてだいぶ怖い…。

しかしささやななえ(現:ささやななえこ)の「おにぎりの中身を当てる能力」は「羨ましい!」の一言。こういう特殊能力欲しいなぁ。

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柿丸

柿丸
文化人類学的観点からマンガを研究したいただのマンガ好きです。データ収集が趣味。
ジャンプ歴10年でしたが2016.3に一旦卒業しました。
マンガの感想は基本的にネタバレです(どうせ古いマンガしか感想書かないので)。

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大奥
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きのう何食べた?
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ドリフターズ
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etc.