裏次元の一日

マンガ・アニメを研究したり分析したり考察したりしてなかったり。

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八百比丘尼

Category:山岸凉子

八百比丘尼(やおびくに)
1982年

山岸凉子全集〈16〉海の魚鱗宮(あすかコミックス・スペシャル)』(角川書店)
傑作マンガ選 怖い話(文春文庫ビジュアル版)』(文藝春秋)
自選作品集 タイムスリップ(文春文庫ビジュアル版)』(文藝春秋)
山岸凉子スペシャルセレクション〈2〉汐の声』(潮出版社)
に収録。



あたしって顔も性格も悪い…
だから友人もできないし もちろんB・Fも
おまけにお金もぜんぜんない


私立女子高生の江崎はつまらない日常にうんざりしていた。
しかし夏休みを前にしたある日、八重子という美少女に声をかけられた江崎は彼女の家に遊びに行くことに。八重子の家には八重子そっくりの顔をした母と叔母がいた。


人懐っこい八重子に何故か気に入られる江崎(名前出てこない)。美しく、異常なまでに若い八重子の母と叔母。屋敷に落ちている「鱗のようなもの」。
八重子の家で過ごすうちにどんどん体調が悪くなっていった江崎は、屋敷を這いずっているうちに八重子たちの正体を知ってしまいます。

「人間を食べて わたしたち単性生殖するの」

八重子たちは八百比丘尼伝説とは逆に、人間を食べて800年生きる人魚でした。わりかし荒唐無稽です。自分自身と絡み合って単性生殖する人魚たちの姿が艶めかしい。

「あの子のことは大丈夫なの?」
「一番目立たないのを選んだのよ。あの子一人の消失ぐらい誰も気にとめやしないわ」
不満だらけでその実自分からは働きかけない人間はごまんといるのよ。だからちょっと優しくすればホイホイついてくるわ」


好感持てない主人公+取って食われる系+ドラえもんのような教訓つきという、山岸作品の中でも比較的わかりやすく読みやすいお話。
作中では人魚たちがUFOに乗ってやって来た?ような描写がありますが、そういえば『神かくしPart2』でも天狗っぽい生物がUFOに乗って来てましたね。山岸風SFといったところでしょうか。

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柿丸

柿丸
文化人類学的観点からマンガを研究したいただのマンガ好きです。データ収集が趣味。
ジャンプ歴10年でしたが2016.3に一旦卒業しました。
マンガの感想は基本的にネタバレです(どうせ古いマンガしか感想書かないので)。

【新刊追ってるマンガ】
アオイホノオ
おいピータン!!
大奥
カルバニア物語
きのう何食べた?
海月姫
たそがれたかこ
トクサツガガガ
ドリフターズ
ドロヘドロ
HUNTER×HUNTER
etc.

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